E-M10で使う電池として、2014年9月に発売された BLS-50 というのを購入した。こういう純正の小物は、オリンパスのオンラインショップで年末に買うのが安い。
BLS-50は、PEN Lite E-PL7いうカメラの付属品として登場した電池なのだが、E-PM2やE-M10も対応製品になっている。
BLS-50の箱を開けてみてまず思ったのは、端子にキャップというかカバーが付属しているな、ということ。E-M5やE-M1用のBLN-1を買ったときには、カバーなど着いてなかった。もっともこの端子カバー、簡単に外れてしまうようなものなので、あまり役に立ちそうにない。
ふだん予備電池としてバッグに入れて持ち歩くときは、密閉できる小分け用ビニール袋にSDカードと共に入れている。
こちらは以前E-PM2用に入手して、E-M10でも使っているBLS-5という電池。見た目では貼ってあるシールの色が違う。端子カバー付いていたのかな。
BLS-50は、BLS-5の容量をアップさせた電池で、同じ充電器 BCS-5 を使うことができる。それぞれの電池には以下のようなことが書いてある。
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BLS-5 BLS-50 出力電圧 : 7.2V 7.2V 公称容量(Typ) : 1150mAh 1210mAh (5.2%向上) 定格容量(Min) : 1080mAh 1175mAh (8.8%向上) 電力量 : 7.8Wh 8.5Wh |
これらの数字のうち、実際にカメラで使う側にとって重要なのは定格容量だろう。JISの基準に基づいて測定された値であり、少なくともこれだけの容量は保証しますよ、という数字と解釈している。同じ値段で8.8%の向上はいいじゃないの、というところ。たぶん、BLS-5の製造はとうの昔に打ち止めで、在庫が無くなり次第BLS-50に切り替わっていくんじゃなかろうか。
ところで、電力量という数字(電池上にはTRANSPORT ONLYと記載)は、単純に定格容量×出力電圧で得たもの。リチウムイオン電池は危険物であるので、電池の危険度?を電力量で明記することになっているのだろう。