E-M10の内蔵フラッシュが発光しない?

E-M10フラッシュOM-D E-M10の内蔵フラッシュはマクロレンズを使った昆虫などの撮影にちょうどいいと思っているが、たまに発光しないことがあるのが気になっていた。フラッシュは強制発光に設定してあるので、ポップアップすれば必ず発光するはず。寒い中にしゃがみ込んで虫を撮影しようとしているのに、何度シャッターを切っても発光しないのは悲しい。
ポップアップしても絶対に発光しない、というわけではないので、ちょっと試してみた。

E-M10フラッシュフラッシュをポップアップさせると、液晶の左上の方にフラッシュ強制発光のアイコンが表示される。赤丸で囲んだ部分。この状態でシャッターボタンを押せば、期待通りに発光してくれる。

E-M10フラッシュポップアップしたフラッシュを指でわずかに押してやると、液晶からフラッシュのアイコンが消えた。200だったISO値も1000になっている。

E-M10フラッシュ指を離してもこの状態を持続する。ここでシャッターボタンを押しても発光しない。外見上はポップアップした状態に見えるのにフラッシュが発光しない状況を作り出すことができた。1枚目と比べると、フラッシュが若干前に傾いているのが見て取れる。

ファインダー左横のボタンを押してポップアップ、フラッシュを元に戻す、ポップアップする…という動作を繰り返してみても、この写真の状況にはならず、フラッシュは必ずレディ状態になってくれる。カメラに問題はないようである。
では、どうして外ではたまに発光しないのか? と考えてみると答えはすぐに分かった。
ポップアップしたフラッシュが、帽子のツバで押し下げられていたのでした。外で撮るときはほぼ確実に帽子被ってるから。しかも冬場は深く被っているし。
これからは落ち着いて帽子を阿弥陀被りにし、フラッシュを指で押し上げることにする。