東京近郊にはいつも11月の中旬ころにアオジがやってくるようで、藪の中からチッチチッという地鳴きが聞こえてくる。そして、4月の半ば過ぎまで目にすることができる。
クマザサが控えめにガサガサしていようなところならば、数羽のアオジが隠れていたりする。チチッではなくてジッジッ!と力強ければ、たいがいはウグイスなのだけど。いずれも藪の中にいると、なかなか撮影できない。
目の周りが黒ずんでいるのでオスだろう。OM-D E-M1にMZD75-300IIを着けて300mm端で撮影。このレンズはちょっと薄暗いと働きが悪いのだけど、しかたない。
雑草の生えた土の上をうろうろしていることもよくある。植物の種を探しているのか虫を探しているのか、クチバシが土で汚れていることが多い。無論、木の枝に止まっている姿を目にすることもあるが、土の上にいるときの方が近づきやすいと思う。
こちらもオス。畑の縁をうろうろしていた。MZD40-150PROの150mm端で撮影。150mmではこれが精いっぱい。しょうしょう薄暗くても、75-300IIとは違って精細に写るなーと感心した。ほぼ専用テレコンのMC-14を着けていれば面積が1.4倍大きく写った? のだけど。