12月のカワセミ

今年になって(もう終わりますが)、野鳥を見たり写したりするために外出することが少なくなっていて、もっぱらムシが主でトリは従。
その理由を考えてみると、2月からMZD40-150PRO(x1.4テレコン付)というレンズを使うようになったからかなと思う。このレンズは昆虫や花の撮影に好適なのだけど、テレコン付きで210mm/F4.0(35mm版で420mm相当)という焦点距離は、野鳥を撮るには短い。トリ用にはMZD75-300IIというもっと焦点距離の長いレンズ(望遠端では35mm版で600mm相当)を使ってきたのだけど、これら2本を同時に持ち出するのがなんとも億劫だし、もっと大きなバッグを買うのもなんだし、といった具合に考えてしまった。
冬になると、蝶やトンボや可憐な野草なんかに向き合う機会も少ないから、蛾やカメムシを探してブラブラする際には、MZD75-300IIもバッグに入れておくようになった。

前置きが長くなってしまった。最近見たカワセミちゃん。すべて同一個体と思います。
カワセミ池の上に張り出したケヤキの枝で、朝日に向かって背伸び?をする。ずいぶん細く見える。

カワセミやはり東の方向を見ているが、後ろ髪がすこし逆立っていい感じ。

カワセミほんの6,7メートル先にとまっていたが、写真を撮られても苦情を言うでもなく落ち着いていた。こちらも、あまり目立たないよう草陰にしゃがんでましたが。

カワセミ正面顔。このカワセミは♀だと思うのだけど、いつもちょっと怖い顔をしている。

池の縁や枝にとまっているカワセミを写すときは、例えばシジュウカラなんかよりもよほど落ち着いているから、EVF内で拡大表示して微妙にMF操作してシャッターボタンを押すことになる。シャッターボタンを押すときに手ブレしてしまうことが多いので、息を吐きながら力を抜いて…とか心がけるのだけど、同じOM-DでもE-M1のシャッターボタンの方がE-M5IIよりも微妙に操作できて気に入っている。