東京のオオタカ その2

オオタカのようなカッコいい鳥を見てしまうと、どうしても執着心がわいてしまう。色とりどりの可愛い小鳥もいいのだけど、今年の1,2月はオオタカを見るために出かけることが多かった。

オオタカ
オオタカ,2018年2月上旬,東京都

遠くの高木の上にとまっていた。おそらくこの近所に営巣していたのだと思うのだけど、近寄れる場所ではなかった。枝がかぶらないような場所を探して撮影。焦点距離が長い方が有利なのは間違いない。メインの被写体にイメージセンサーの画素をなるべく多く使いたいから。

2月に入って、案外近所でもオオタカが営巣しているよという話を聞いたので何度か訪れ、近距離でオオタカの姿を見ることができるか。

オオタカ
オオタカ,2018年2月中旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月中旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月中旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月中旬,東京都

営巣しているのだから♂と♀の2頭がそろっているのだけど、なかなかどっちが♂でどっちが♀なのか見分けられない。だいたいの場合、ちょっと小さめの♂が♀のために狩りにでているようだったので、ここに写っているのは全部奥さんのほうかもしれない。

オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都

こちらは♂のような気がするのだけど、はっきり分からない。どうなんでしょうか。

交尾の様子
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都

幸いなことに交尾しているところも撮影できた。こうなると、上にいるのが♂なのは間違いないところ。

こういう場合は、だいたいシャッター速度優先で1/500秒とし、ISO感度は気にしないことにしている。ノイズが少々増えてもブレて話にならない結果になったらどうしようもないので。その後、このレンズ(MZD300mm F4.0 + MC14) では、この設定を標準的に使っている。

数カ月後に3羽のヒナがいる姿も確認できたが、巣の周りに葉が生い茂ってしまってまともに撮影できなかった。いまごろ若鳥たちはどうしているんだろうか。

オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都
オオタカ
オオタカ,2018年2月下旬,東京都

交尾後、♂が自分のための食事に行くのか♀のための狩りに行くのか、ストレス解消なのか分からないが遠くに飛び去って行った。
こういうの、顔の方から撮りたいのはやまやまなのだけど、あっと思ってレンズを向けたときには頭上を過ぎているので、後ろ姿だけになってしまうし、空がバックなのでどうしても暗く写ってしまうのが残念。