東京のアオゲラ

アオゲラというのは、東京でもよく見かける中型のキツツキの仲間で翅の外側(背中)が緑色、胸から上が暗い白色で頭頂部に赤いスジが入っている。ハトと同じくらいかやや小さいくらい。
アオゲラあまり集団でいるところは見たことがないのだけど、夏の早朝の公園とかで、2羽のアオゲラが大声で騒ぎながら、急ぎ足で木を上ったり下りたりしていたりする。だいたいそういうときは、暗くて写真が撮れないのだけど。

アオゲラキツツキという名前は、木を突く(つつく)、あるいは、木を啄む(ついばむ)鳥全般を指すらしい。確かに木を突くし、突いて穿った割れ目にクチバシを入れてついばんだりしている。
アオゲラがいると、コゲラとはちょっと違ったリズムのドラミング音が聞こえるのでそれと気が付く。この2,3年では、杉並、三鷹、武蔵野、調布、府中、小金井、小平でアオゲラを見たり撮ったりする機会があったので、けっこう住宅地の上も飛んでいるのだろう。

アオゲラ上の2枚は2015年の1月に、3枚目が2015年の2月にフユシャク探しの途上で撮影したもの。3枚とも場所は異なっている。E-M1にMZD75-300IIを使っているが、日陰にいると、ピントの面でも露出の面でも解像感の意味でもかなり厳しいです。

同じときに300mm端で写してみたビデオ。突いたり啄んだりしている。カメラの手振れ補正がー、という以前に撮り手がゆらゆらしてしまってますが。