キンラン(2016)

近所の森で今年もキンランが咲き始めた。去年よりも10日間ばかり早いかもしれない。やはり同じ森で咲くギンランの姿はまだ見ていないが。

キンラン

イヌシデやカエデの若葉が育って、それなりに木陰を作り始めると咲きだすような気がする。たまに陽射しが当たると黄色(金色?)に光り輝くのだけど、ふだんは薄暗い中に点々と黄色い花が見えている。

キンラン
キンラン,2016年4月下旬,東京都

薄暗いのでどうしてもフラッシュを使うことが多くなる。フラッシュを使ったときは肉眼で見ているときよりも反射の具合が違うから、PCに取り込んでみると仕上がりの色が記憶している色や質感と違って見える。それでホワイトバランスだのカラーバランスだのをいじりたくなってくる。ただ、PCによっても、表示するデバイス(iPadやスマホなど)によっても、更には部屋の照明の種類や明るさによっても見え方が違う。印刷するにしても、プリンタのブランドや紙で変わってしまうわけで、そこにはあまり拘らないようにしている。

キンラン
キンラン,2016年4月下旬,東京都

ちょうど写しやすい位置に咲いていたので、MZD14-150IIの150mm端で撮影した。ISO-200で1/40sec(絞りはf/8)だから、自然光で電子シャッターを使ったはず。

お手軽な撮影しかしていないものの、MZD40-150PROを使うときよりも、MZD14-150IIを使うときの方が、ピント合わせや手ブレに対して慎重になってしまう。開放F値の違いのせいなのかな。

キンラン
キンラン,2016年4月下旬,東京都

こちらも写しやすかった花。MZD14-150IIの150mm端を使っているが、陽射しがあたっていてISO-200で1/500sec(絞りはf/8)だったから、やはり自然光なのは間違いない。陽射しが強い分だけ花びらの反射も強くなるので、色や質感が違って見える。こういうときは、団扇をかざして直射日光を避けるものなのかも。

撮影時に電子シャッターを使ったのかメカニカルシャッターなのかは、オリンパスビューワー3 のプロパティ表示では不明。水準器の傾斜度合いと同様に、撮影情報として残っていればいいのにと思う。このときは、慎重を期して電子シャッターを使っているとは思うのだけど。

キンラン
キンラン,2016年4月下旬,東京都

これはMZD60mmマクロを使って自然光で撮影。ランの花があると、近寄ってよく見たくなってしまう。