11月のムラサキシジミ

ムラサキシジミは、東京地方でも成虫で越冬するので、この時季の天気の良い日には日光浴したり水分を補給したりしている姿を見ることができる。あとはキチョウぐらいしか目にしなくなってきた。
ムラサキシジミ ♀チャノキにとまって日光を浴びていた♀の個体。
通勤時に通る公園で連日のように目にしていたのだけど、この日はチャノキにのんびりとまっていて、マクロレンズでもって接近して撮影することができた。その後雨が続いたので、今はどうしているのかな。

ムラサキシジミ ♂こちらはもうちょっと前にツバキの葉にとまっていた♂。あまり近づける場所ではなかったので、望遠レンズ(210mm端)で撮影したが、見る角度によって光の反射具合が変わるから、せっかく翅を開いていてもあまり鮮やかな色にならなかった。とはいえ、カメラを頭上にかざして近寄ると逃げてしまうから仕方ない。

ムラサキシジミ歩いているとパッと飛び上がったので気がついたのだが、すぐ近くにおりて水分補給。カメラを構えてある程度近づくと飛んでしまうのだけど、この個体については1.5~2m程度が限界のようだった。
とはいえ、もっと焦点距離が長い、最短撮影距離が1.5mのレンズなんかを使っていると、せっかくすぐ近くに寄れてもピントがまったく合わなかったりする。MZD40-150PRO + MC-14では0.7mまで近寄れるから、小さい物を大きく撮りたいときには重宝します。