夏のベニシジミを2種類のレンズで

週末、公園にムシを見に行った。ベニシジミがいたので、E-M5II + MZD60mmと、E-M1+MZD40-150PRO + MC-14 でもって、同じベニシジミを写してみた。
ベニシジミ 210mmE-M1 + MZD40-150PRO + MC-14の望遠端(210mm)で。35mm版換算で420mm相当なのだが、相手も小さいので1m弱程度の距離からf/5.6で撮影。
うちのE-M1はC-AFと連写が不調なものの、S-AF(MF)と単写ならば手ブレ補正の効きも問題ない。

ベニシジミ 210mm同じ花の上でグルグル回りながら吸蜜中。若干日が陰っていたので、ISO200を維持しながらf/8まで絞ってしまうと、シャッター速度は1/80秒になってしまって少々根性を入れる必要がでてくるのだが、1/160ならば手持ちでも問題なし。

ベニシジミ 60mmE-M5II + MZD60mmで。焦点距離が短いぶん近寄らないとならない。ただ、近寄ってしまうと被写界深度がグッと浅くなるので大きく絞る必要がでてくる。また、近寄ると蝶も逃げてしまうから、ある程度の距離から写しながら距離をつめていくしかない。f/7.1なんていう中途半端な絞りで撮影。

ベニシジミ 60mm印象としては、蝶自体は小さく写っているもののピントがあっている部分については60mmマクロの方がディテールまで再現できているように思う。背景をボカしてしまうならば長いレンズでもって、なるべく近寄った方がよいのだろう。もっとも、外で昆虫を写そうというとき、すっきりした背景を選べるような余裕はないのだけど。