ヨコヅナサシガメの脱皮

9月から10月ころ、公園の森を歩いていると、あちらこちらにヨコヅナサシガメの幼齢虫の集団がいた。以前は東京にはいなかったらしいが、このところ、こればかり見つかるようになった。

ヨコヅナサシガメ 幼齢幼齢期も脱皮すると真っ赤。赤い部分が徐々に黒くなって、ダースベーダー的な装いに変化していく。
9月の終わりに小金井市で。E-M10に60mmマクロ、内蔵フラッシュ使用。

ヨコヅナサシガメ 幼齢こちらは更に近寄ってみたもの。
大きく写すためにカメラとともに顔を寄せるのだけど、サシガメとスズメバチは結構怖いです。

ヨコヅナサシガメ 成虫こちらは5月にE-M1に60mmマクロを着けて撮影した成虫。真っ黒い虫が暗い色の樹皮の上を歩いていると、なかなかうまく撮れない。この写真は比較的明るいところだったので、フラッシュを使わなかったのだけど、胴の下半分が黒潰れ気味。シャドウ部分を上げようとすると全体が白っぽくなってしまうし。

ヨコヅナサシガメ 成虫こちらも同様の撮影条件で横から見たところ。

サクラやケヤキの木に多いので、木の幹に寄り掛かるときにはちょっと注意が必要です。こんなのが肩を歩いてたら、ちょっとしたパニックになると思う。