アオダイショウを見る季節

このところ、たまに蛇を見るようになった。とは言っても、蛇がよくいそうな山村に入ってるわけではなく、通勤時や散歩の途中で目にしてしまう。

アオダイショウ 子供
アオダイショウ, 2015/6/12,東京都

雨に誘われてでてきたのか、玉川上水沿いの遊歩道の柵にアオダイショウ (青大将, Elaphe climacophora )の幼体がいた。
田んぼや畑の多い地域ならばどこにでもいる蛇だと思うのだが、自分自身が東京で生活しているせいもあり、滅多に見なくなった。英名が Japanese rat snake  ということなので、鼠をよく取る農家の味方と見られてきたのかもしれない。

アオダイショウ 子供こんな具合でジッとしていたが、体長は70cmといったところか。かわいいので手乗り写真を撮ろうかとも思ったのだけど、ちょっと遠慮しました。

アオダイショウ 大こちらは5月お終わりくらいに公園で見た大人のアオダイショウ。人々がジョギングする周回路の端を、蛾でもいないかと俯きながら歩いていたら、ガサガサガサッと音を立てて動き始めたので、思わずびっくりした。

アオダイショウ 大体長は1.5~1.8mといったところだろうか。
この公園の蛇は、いろいろな野鳥の卵や雛をエサにしているようで、xxxの巣が蛇にやられてましたよー、というお話を鳥見の人が交わしていたりする。都会の公園での、ささやかな野生の営みといったところ。